今まで数多くのヨーロッパの都市を訪れてきた。欧州の都市というのは結構どの町でも美しいのだが、今回はそんな私が特におすすめの「美しい町ランキング」のベスト5を適当に選んでみた。

「適当に」というのは、まだ行ってない有名な町もあるわけだし、まあその時々によって変わる可能性があるよー、という事である。私は適当な人間なのだ。

夢のように美しい欧州の町ランキングベスト5!

第5位 スペイン:トレド

15年近く前にツアーで立ち寄った世界遺産の町である。非常に有名な町だが、私は訪れるまでこの町のことを知らなかったし、この町にある有名なエル・グレコの絵のことなども全く知らなかった。

ツアーで訪れたのはたったの2時間ほどで、駆け足でエル・グレコの名画を観たに過ぎなかったが、古都として世界的に有名な町だし非常に大きいので、いずれゆっくり訪れたいと思っている。(エル・グレコはあんまり好きじゃない)

スペインの南方で最も興味深いのは、アルハンブラ宮殿でも分かる通り、イスラム教とキリスト教(とユダヤ教)の文化が入り混じっていることだと思う。セビージャやコルドバにもそういった遺産が多く残されていて、物凄く見ごたえがあった。

スペインを訪れたのはその時の一回のみだったので、また個人でゆっくり見られたらと常々思っている。

第4位 ベルギー:アントワープ(アントウェルペン)

アントウェルペンには、「フランダースの犬」のネロが見たかったルーベンスの絵がある。

アントワープを訪れたのは本当に偶然で、確かブリュッセルからアムステルダムに向かう列車の乗り換え地だったように思う。乗り継ぎが悪く少し待つことになったので、せっかくだからとブラブラと歩いたらこれがびっくりするほど美しい町でびっくりした。

残念だったのは、私がその時ベルギー旅行用に持っていたガイドブックが、「ララチッタ」とかいうもので、あんまり詳しく載っていなかったため、非常に興味のあったブリューゲルの故郷の町とは知らずにブリューゲルを見逃してしまったことだ。完全に脇が甘かった。

「駅の大聖堂」とか言われるくらい荘厳極まるアントウェルペンの駅

日本語のガイドブックだったらやはり「地球の歩き方」にするべきだと切に思った次第だった。

また後日ブログに上げようとは思っているが、私はブリューゲルの絵が大好きで、死ぬまでに観れるものは全てみたいと思っているので、おそらくアントウェルペンもまた訪れることになるだろう。

第3位 チェコ:チェスキー・クルムロフ

世界でこんなに美しい町があるんだなーくらい、あまりにも衝撃的に美しかったし、かわいらしかった。

私が訪れたのは冬の寒い時分で、街自体は2時間もかからずに隅から隅まで観ることができるのだが、とにかく中欧や東欧の建物の可愛さといったらかなりのものである。

国によって家の形はかなり違うのだが、チェコの家は何となく絵本に出てくるような、丸くて温かみのある家の形が多くて非常にかわいらしい。

真面目に建てたのか疑いたくなるようなお茶目な外観

この街は観光都市として有名なので、ブラブラ歩く以外に特にやることはない。確かエゴン・シーレの小さな美術館があるはずだが、私が訪れた時がオフシーズンだったからか休みだった。

第2位 イタリア:ヴェネツィア

美しさで言ったらもう、圧巻の美しさ。まさにこのような景観が今でもまだ生き生きとして成り立っていることを疑いたくなるほど美しい街だと思う。死ぬまでに絶対に行きたいっていうのは本当に間違いがない。

道は狭く迷路のようになっていて、意外と広いので時間があればかなり楽しむことができそうだ。

私が訪れたのはツアーだったので、自由時間がたったの4時間程度だった。だからあんまり細かくいろいろとみることができなかったのは残念だ。

しかしながら、この都市はあまりにも観光地としてコントロールされすぎているので、まあ正直言って美しいは美しいけどものすごく面白いかといったらまた別問題だ。

たぶん、世界で一番多くの人が訪れる都市のひとつであることは間違いがなく、したがって基本的にそこにいるのは観光客か、観光客向けの商売をしている人で、人々の自然な営みみたいなものはあまり感じられない。

第1位 オランダ:アムステルダム

平気で建物がゆがんでたりする。ものすごく面白い。

ヨーロッパ有数の大都市であるにもかかわらず、その景観の美しさだけとってみても衝撃的なアムステルダム。この街のすごさは、ベネツィアのように観光都市ではなく首都として完全に機能しながら、景観も美しい事だと思う。

これは実は結構私にとっては重要で、いくら世界遺産とかに登録されていて美しくても、「世界遺産に登録されて美しい」以外の機能を持たない観光都市には、実はあんまり興味がない。

パリやベルリンやロンドンやローマのように、もしも観光業がなくとも栄えている町が好きで、その中で景観が非常に面白かったのはアムステルダムだ。何よりも町自体が刺激的で非常に面白い。

アムステルダムの朝日

こんなに変わった見た目をしているのに人の営みまでも包括している都市っていうのは本当に珍しいので、大変おすすめだ。

しかもこの街は美術館も非常に充実しており、治安もよく、移動も簡単で、英語も結構通じるし非常に人々も優しい。もし、一人旅デビューをするのに行先に悩んでいたら、アムステルダムは有力な候補として覚えておいてほしいところだ。

まとめ

以上がランキングとなる。
ランキング一位には、「最も美しい主要都市」としてアムステルダムを上げたが、かといって一番好きな都市という事ではなく、やはりなんと言ってもローマやベルリンやパリは外せないところではある。
欧州には魅力的な町が多いのだ。

そのあたりはまた後日別の記事にしたいと思う。

ちなみに、一番上のアイキャッチ画像に選んだのはアントウェルペンの町である。